【Ｒ18】東西の大国に挟まれた、ルーンケルンの王が急逝。その娘、エレーナは二人の男に愛されていた。幼い頃から彼女を見守り育んできた、温和な教育係カイン。野心家で、直情的な軍人レフティ。カインとレフティは転生するたびに敵対関係になるという、宿命の相手でもあった。エレーナを軸に、因縁の深い三人の運命の歯車が回り出す。

【Ｒ15／社Ｒ】薬師の桂はその日、取引が不成立になった相手から追われていた。適当な所で撃退するつもりでいたら、そこに余計な合いの手が入る。下心をまったく隠さない男の言動は、周りの空気をまったく読まない、桂にとっては最悪のものだった。これは男装の薬師と奇妙な男との、見捨てられた街で繰り広げられる日常と非日常の物語。

【Ｒ18】没落していく家を存続させるため、はるか上の身分である公爵家を頼ったことがそもそもの始まり。公爵家の若き当主が望んだものは、何も知らなかった一人娘の私。いえ、私の――身体だった。秘密主義者で穏やかドSな公爵と、一途に過去の恋を信じていても、身体だけでなくいつしか心までも公爵にとらわれていく下級貴族の娘の恋愛ファンタジー。

【一部Ｒ15】────時は平安。幸せな新婚生活。自分たちの望む国を築き上げようと希望に満ちた日々──彼の望むものはひとつ残らず手に入れられるはずだった。その日、彼女はすべての災厄を従えて彼らの前に現れた――――。 ※平安初期に起きた将門の乱を、妖・陰陽師などの要素を加え、ラブファンタジー仕立てにしたパロディー将門記です。前作「赤い月が見ている」をお読みでない方も本作から十分お楽しみいただけます。

【Ｒ１５】尚子に残された道は二つ。父と愛する祖国のために心を捨てて生きるか。それとも、父や兄弟を捨てて愛する人と共に生きるか。 　それは、自分らしく生きたいと願った二人の激しい恋の物語──。エロカッコイイ(?)平将門によるラブファンタジック将門記

【R15】三流高校をお情けで卒業した不良少年、海堂 薫（18歳）。両親を失い、残された妹を育てていくために荒くれ者の薫が選んだ職業は、ブラ製作を請け負う職人の道だった。そんな兄妹の家に飛び込んできた家出お嬢様の樹里。最初は厄介者扱いしていた薫だが、やがて樹里に惚れてしまい──。昔気質な性格ゆえに素直になれないヤンキー少年が、新しい家族を築くまでの職人成長物語

【R15】彼氏いない暦16年。神様、私はちょっぴりカッコよくてすっごく優しい彼氏が欲しかっただけなんです！それなのにいきなり、『　あなたのブラを僕に見せていただけますか？　』って、一体この人なんなんですか！？　……これは、少々気の強い少女が物腰柔らかな青年にぶんぶんと振り回されまくる、女性向けの現代ファンタジー物語。

【Ｒ15】その手に託されたのは一通の封書。知らない場所に辿り着いてから、季節が一つ廻ろうとしていた。お世話になった人の最後の頼みを繋ぐべく、足を踏み出した先には………予想だにしなかった新しい出会いが待っていた。異世界トリップをベースにした長編ファンタジーです。

【R18/社R】ツンデレ兎と最強狼。互いにとある事情を抱え、南の果てを目指して旅をする。追手に捕まらずに無事に大切な荷物を運び終える事が出来るのか。狼は兎を手に入れる事が出来るのか。一風変わった擬人化ラブファンタジーです。

【Ｒ１５】狐一族の武官・輝更義（きさらぎ）は、神事を司る祈乙女・水遥可（みはるか）の大大大ファン。新皇帝の即位に伴い、乙女は降嫁することになったのだが、ひょんなことから彼女と離婚前提の契約結婚をすることに！？

【Ｒ１５】魔王にさらわれ、城に閉じ込められた町娘。しかし魔王は彼女に手を出さず、遠くからチラチラ見たりつきまとったりするだけ。手を出せない理由とは？　警戒する娘と城内ストーカー魔王（少々変態）の、ゆるゆる中距離ラブコメディ。

【Ｒ１５】婚約祝いの席に突然踏み込んできた男に、金の力で婚約破棄させられて彼と結婚することになった伯爵令嬢。草原の部族出身の彼がサンティ王国で成り上がった理由とは？　溺愛される日々はやがて、前世の因縁に繋がっていく……

【Ｒ１５】友人の身代わりに、偽王太子妃として王宮に入った魔女シェラーサ。王太子よりも『冷酷王』と呼ばれる義父の方がどストライクで、こっそり観賞していたものの、事態は思わぬ方向へ…